今日は暑そうだ

 昨日から2つ目のシーンの日替わり演出を始めた。梗概を示しただけだが、概ねできあがってしまう。
 いつも音響をやっている部員が演出したのだが、音響が大きな役割を持つ場面でもあるので、上手くできたのだろう。日頃からこういう場面のイメージも持っていたようだ。
 部員だけの力でどんどん場面ができていく。自分は見ているだけでいいから、楽といえば楽である。
 少し感想を言って、翌日に向けてのアドバイスみたいな事を言ってみる。今日は1年生が演出担当。
 
 台本で狙った感じは出せているが、手法としてありふれていると言えばありふれている。
 よく当地に来られる年配の某俳優さんから、自分の作品について、手法がおもしろいですね(変わってますね、だったかな)と言われたことがある。ありふれたことが嫌なだけなのだが。しかし、芝居は台詞が一番だと思っているので、そんなに前衛的な(…言葉自体が古いな)ことをやっているのでもない。ただの気分、好みなんだろうな。
 
 2回目の取材は一昨日、2時間ほどかけてしまった。
 
 注文していた書籍が自宅に届く。ざっと目を通してから部室に持って行く。川崎市公文書館が発行した物だ。この体験記は貴重な物である。前はネットで一部を読むことができたのだが、今はないようなので注文した。代金は、先方に口座がないということで現金書留で送った。実に久しぶり。昔あった封緘紙という切手みたいな物は随分前からなくなっている。
 
 20頁書いたら気が抜けたのか、全く続きを書く気力が出ない。書かなければならないことは見えているのだが。また貯まるまで時間が必要だ。しずくが少しずつ落ちて、次第に容器が水で満たされていくような感じだ。
 
 演劇集団舞台工房の公演があったが、少し疲れたので観に行かなかった。
 ちょうど帰る時に雨が降った。家に着いたら止んでいた。