劇団NLT 「OH!マイママ」 作、プリケール&ラセイグ 訳、佐藤 康 演出、釜 紹人
平成26年2月6日(木) 18:30開演 20:45終演 山形市民会館大ホール 入場数5~600くらい
フランスの国会議員の自宅。ベランダのある広い部屋。舞台一杯に高いパネルで囲んである舞台美術。壁の鏡と見える部分が、照明によってはクリムト風の絵画に変わる。中央奥に高いガラス戸のあるベランダ。奥には大きな月が見える。上手奥に玄関からの入り口(階段で下りてくる)、下手奥に別室への出入り口。上手にバーカウンター(電話もある)。壁面上方には古典的絵画が何枚も掛けてある。中央にはソファ。
以下ネタバレあり。
登場人物は5人。内容は逆転に次ぐ逆転の喜劇。ひねり過ぎかとも思うが、笑えた。まさか、フランクが性転換したかつての妻とはね。それに加えてレズビアンやメイド(のアルバイトをしている学生同居人)の性転換などが絡みあう。
今風の男女(女女)の関係、親子の関係が描かれるが、何となく表面的な感じがする。まあ、笑いを追求しているのだろうが。
翌7日は盛岡での公演と聞く。役者さんが少ない割に装置が大きいので、ばらしの人数が足りいているのか心配する。恐らくトラックは夜っぴて岩手県に走るのであろう。ご苦労様です。