テスト問題が2日前にできた

 プロフィールの画像を似顔絵にもどしました。赤ちゃん人形の写真は気持ち悪いと言われましたので。
 
 昨日は午前中買い物(家内の)、午後出勤して中間考査問題作成。今日は午前中少し買い物、出勤して問題作成。思いの外早くできあがり、印刷も済んだので、午後は遊学館に芝居を見に行った。
 遊学館で阿部先生から声をかけられる。地区大会で本校はどうだったかと聞かれたが、ダメでしたと答えてしまった。部員はがんばっているのだから、ダメだと言うのは良くない。しかし、客観的にみて照明の失敗(リハの手落ちだが)もあり、27日の合評会でも言われたように発声のレベルが役者によって差がある。これはどうしたらカバーできるのか。思えば2~3年前の部員たちは結構声が良かったのでずいぶん助けられた。今は自分が生徒部員を助けてやれないのが悔しい。
 
 合評会ではいろいろな感想を聞けた。他校への質問で、日大さんにどうして窓の装置が出ずっぱりだったのか聞いたところ、上手にも同じような装置を置き、洞窟内の上り下りの坂を表現する意図があったとのことだった。部屋の場面では窓になるのだろう。その製作が間に合わなかったということだ。せめて布でも掛けて岩らしくすれば良かったのかも知れない。県大会までの改善を期待。
 講師の講評も全校分もらえた。うちの分の講評は県大会後にアップするつもり。どの上演にも丁寧で好意的な批評をいただいて良かった。
 
 合評会会場の明新館高校は、自分が勤務していた当時、愛好会をつくり部にまでなった所なので、その頃稽古場にしていた昇降口前のロビーにうちの部員を案内して、見せる。もう8年以上も前のことになったのだ。感慨を禁じ得なかった。生徒はただもう学校の広さに喫驚していた。(上山高校と上山農業高校が合併し10クラスで開校したのでとにかく広い。が、20年後の今は7クラスになっている)
 
 
 「避難」を読んだ。観劇した通りで、新たな発見はなかったが、どうも上手・下手の誤植があるようだ。
 
 「ROCK U!」も読んだが、ロックの意味づけが弱いように思う。なぜロックなのか? その対極である朝鮮学校(在日の問題)についても同様に今ひとつ弱いので全体がカッキリしないのではないかと思ったりした。
 
 「三歳からのアポトーシス」も読んだが、何が何だか理解できないでいる。般若豊埴谷雄高のこと(本名)だろうなあ。「虚体」とか「自同律の不快」も出てくる。「あっは」と「ぷふい」は無いな。あとは存在論と理論物理の世界か。これが全国大会にまで出て来るのは、ある意味すごい。どんな芝居もあり得るが、高校生がどれくらい理解して演じて?いるのか気になるところではある。