秋かな?

 夜に雨が降る。朝夕の風が涼しく、雲の様が秋を感じさせる。
 
 初演まであと1週間となったが、出来はまだまだまだである。通しもしたいが、場練が不足である。平板な演技にしかなっていない。自分では納得しているのかも知れないが見せる演技ではない。観客が観てよく分かる演技にしたい。
 自分のように四半世紀もやっていると、なんとかなるという妙な見通しがたつので割に平然としているが、生徒にしてみれば焦ってしまうのは当然である。でも焦っても何が進むわけでもないから、地道にやるしかないのだ。
 
 22日に会館スタッフKさんと打合せ。生徒は7校時で5時まで授業なので自分だけ行った。小一時間アドバイスをいただきつつ検討して、かなり良さそうなプランになった。このホールは1サスと2サスの間が2㍍しかないので今回の装置には不向きである。1ボーダーにトップを吊っているが、1サスの地明かりも1ボーダーに吊ることで、間隔を広くするというアイデア。地区大会の会場は1・2サス間が1間半くらいあるので、この方が良い。照明は記憶して地区大会に使用するので同じフェーダーに組んでいただくが、手直しは必要になる。特にホリゾントの色合いは変わってしまうだろう(ホリゾントライトとホリゾント幕の距離による)。大会リハーサルの時間内に修正できるか? 連動して装置が全体的に少し前に出るが、その方が声が届いて良いだろう。
 
 稽古は人がそろわず、出来る場面を繰り返しやる。台詞はほぼ入っているので動きを考えられるのだが、生徒はこういうことを考えるのに慣れていない。独創的なものを発想するという経験が足りないのだろうか。
 音の入れ方に注意させる。音響は微妙なタイミングが大切になる。
 
 地区大会のポスターとチケットが送られてくる。チケットは部員1人5枚の割り当て。パンフレットに広告を載せなくなったので、広告取りの苦労からは解放されている。
 大会役割分担の調整中。うちは定番で照明の色替えと進行係。
 地区大会は来年60回を迎える。
 
 各高校の文化祭ポスターが送られてくるが、近隣校はほぼ同じ日程である。
 
 さて、今日も8時半から部活だ。