平成25年6月22日(土) 18:00 開場 18:30(少し押したか) 開演 20:31 終演
「二代目はクリスチャン」 作、つかこうへい 構成、渡辺和徳 演出、逸見輝羊
シベールアリーナ 23日(日)は昼公演 全席自由 入場料2000円の所、高校生割引で入場
東京公演は「道化師の歌が聴こえる」との2本立てで、7月4日~7日 北とぴあ・つつじホール
昨年7月、「広島に原爆を落とす日」を見たが、装置や照明はその舞台とほぼ同じであった。全編スモークがかかっているのも同じ。客席は女性が目立った。
かっこいいと言えばかっこいいが、うるさい、まぶしいと言えば言える。めいっぱい大声の台詞は感情を激しく表現する。言い間違いもあるが気にさせず飛ばしていく。
劇を構成していくというよりは、思いを叩きつける感じである。それがギャグ、客のくすぐりと混ざってすごくムラがある。
20年ほど前、高校生がやっていた芝居の感じを思い出す。つかこうへいの影響を受けていたのかも知れないなあと思った。
奇遇であるが、S藤先生と遭う。4歳年下だと思うが、自分の初任校で一緒だった。今年早期退職したので、会って話したいと思っていたのだった。終演後、食事を共にする。娘さんが楯岡高校演劇部員で、「やまのはのあお」の中心キャストであったと聞く。
台本を書いている。少し進むが、頭(というか心というか)がぐじゃぐじゃになっている。今、浮かんでくることが、これまでどこかで見聞きしたことを思い出しているだけではないかという不安もある。少しでも、誰も見たことがないものを書いているのかどうか。それが皆無では創作とは言えない。もちろん過去の自作の踏襲、反復でもダメだ。