演劇鑑賞教室だった

 朝晩はめっきり涼しくなった。でも昼はそこそこ暑いので着る物が難しい。
 
 昨日は不調だった。記憶が飛ぶとか、身近な人の名前が思い出せないという症状が出た。授業中に黒板の前を離れ、窓を開けて戻ると、何を板書しようとしていたのか思い出せないという恐ろしいことが起きた。これは駄目だと思って図書館に行って昼寝した。養護の先生が心配してくれたのかお茶に誘ってくれて、SCの方とお菓子を食べながらバカ話をする。部活はなんとかみて帰宅。呑まずに早く寝た。今朝は何か力が抜けて授業も最初は腑抜けた感じだったが、2時間目からは調子が戻った。
 人間、休まなければいけません。もう歳だということもありますが。芯が疲れているという感じ。
 といって、今日からは延長部活で、生徒は7時下校。顧問は当然もっと遅くなります。
 
 今日は午前授業で午後は演劇鑑賞教室だった。
 東京演劇アンサンブル 『 ラリー 僕が言わずにいたこと 』 原作、ジャネット・タージン 訳、田中亜希子 脚本・演出、公家義徳
 昨年、『キュリー・キュリー』を観た行事。3週間で21ステージ、30校が観劇する。本校は5ステージ目。まだまだ上演があるのでネタバレになるといけないから観劇の感想は書かないでおきます。
 ただ、長い小説を90分の舞台にするのはなかなか難しいと思った。すべてを圧縮しただけでは訳が分からなくなる。ポイントを決め、原作にはない設定も入れて大胆に省略しないと、芝居にはならないのではないかと感じた。
 某高校さんの芝居と雰囲気が似ているという部員もいた。
 
 終演後、ロビーにて部員達17人(3年生含む)と役者さん5人とで座談会。1時間に限ったが、生徒は、特に1年生は緊張していた。役者さん達はみなさん若い。
 舞台端に置いてあった平たいマイクはとっても高価なのだそうだ。踏むと大変。
 
 学校に戻って5時過ぎから部活。7場を2回やる。忘れている。もどっている。手順通りになっている。苦言を呈してもう一度やると大分良くなる。でも、まだまだだ。このラストシーンはまだ完成していない。あと1週間でどこまで詰められるか。高台組みの手順の練習もしたいし、他に気になる場面もあるし、でも会議もあるし、休めないですねやはり。
 参加料等の振り込み、パンフレットの校正、トラックの手配、出場・公欠届けなどは済んでいる。あとは自分の出張伺いか。1人顧問はなかなか手が回らない。いつも思っているのだが、亀仙人のように海亀の秘書がほしい。