庭の木の葉が紅葉し始めた

 昨日は県大会会場でのスタッフ打合せだった。舞台、音響、照明に分かれて打合せ。13校が時間割り当てに従って県内各地から参集する。
 地区大会会場ではできたことが、ここではできなかったりする。
 備品一覧にはない物が実はあったりする。当然ながら高さを組むのには慎重だ。安全を非常に考える。細かく説明して協力していただいて組む。一部階段は手作りして持ち込みになる。
 
 この会場ホールを使って一度練習をすれば、照明の記憶もできるし、さまざまなことが確認できるので一番いいことだろう。しかし、それには費用の問題がある。
 50分のリハで照明の記憶を済ませるのは無理だろう。手上げでやるのが無難なのかもしれない。でも手段を探っている。
 
 記憶形式が会場によって違うのも困るが、プロの劇団の場合は何らかの変換手段を持って各地を回るのだろう。こまつ座の場合、どんな些細な変化もボタンで操作するということを聞いたが、膨大なシーン数を打ち直すわけはないから、あるいは両方の記憶形式でデータを持ってくるのかもしれない。よく分からない。
 
 稽古は、少しばかり書き換えた部分をやってみるがうまくいかない。少しずつタイミングや動きを変えていく。どこか、最適なポイントが見つかればよし。
 
 開会式直後の第1上演となったが、開会式の間は緞帳裏で直前のリハで仕込んだまま待機となる。朝、搬入してリハ、本番と一気に終わる。リハ後の撤去、上演直前の15分仕込みがない。これもいいかもしれない。前日まで部室で稽古できるし。
 ただ、会場の響き具合など、他校の上演から教訓を得ることも多いので後の方が有利という考えがあるのかもしれない。
 誰かが1番をやらなければならない。どの順番でも同じと割り切って最善を尽くすことだ。
 
 それにしても、成績伝票の締め切りと打合せの準備が重なって、白石加代子をみられなかったのは悔しい。次回例会は『赤シャツ』。運営担当である。忘れちゃいけない。