春めいた陽気

 3月も終わろうとしている。
 雪囲いはもう取り外したが、下のように倒れたりしていた。21日。
 
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 池の様子 27日。
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 池の様子 29日朝 日当たりが良くないので、まだ凍っている。
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 定演の稽古は少しずつ進行している。台詞がほぼ入って、役柄も把握できてきたし、動きも細かい部分に移って来ている。1つの場を通して、芝居として見ることができるようになっている。まだまだおとなしいけれど。装置も(仮の物が多いが)ぼちぼち並んできている。
 
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 今回は広報・宣伝に力を入れようとしている。4月にある他団体の公演にチラシの折り込みをお願いしている。演劇鑑賞会事務局にも置いてもらった。ただ、生徒に任せたポスターがなかなか出来ないのがもどかしい。
 
 
 実際の大泉サロンは、昭和45~46年に存在し、この芝居のように43年12月には存在しなかった。この作品は、だからほぼフィクションである。しかし、革命をめざす学生運動のピーク時にあって(それはすぐに挫折していく)、3億円事件同様に、一見、時代の変化とは関わらない名もない女性漫画家たちの生き方こそが、実は大きな変革の胎動であったという視点があるように思う。

 『ギラギラの月』というタイトルは、太陽のように自らは発光しない月、と見なされていた女性たちが(当時は少女漫画も男性漫画家が描く場合が多かった)、ギラギラとした熱情を持って、見えない束縛を打ち破ろうとしていた姿を言い表しているのではないだろうか。

 というようなことを生徒に言ってみた。