紅葉とトロフィー

 久しぶりの土曜日の休み。明日も休み。ぐーたらしていた。
 枯れ葉が落ちる。知らないうちに地面に散り敷いているが、そのうちに1枚が枝から離れるのを目にするようになり、そしてやがて目に見えてはらはらと散るようになり、あれほど茂っていた葉も残り少なくなったことに気付く。やあ、人生と同じだね。
 
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                                                                                                   昨日昼下がりの御庭園
 
 2年生は火曜日から修学旅行なので、月曜日も半日で退校する。12日(土)に帰ってくるが、14日(月)代休日まで2年生がいない状態になる。(13日(日)午後に部活に来るとは言っているが。)その間、1年生だけで活動する。1年生は自分たちだけで練習を進められるので安心ではある。ただ、キャストがそろわないので部分的な稽古しかできない。その他の時間は、装置を少し改良したいと思っている。低いと言われたパネルのかさ上げ、廊下部分の照明などだ。18日(金)夜に市民会館を借りて照明の確認などをするつもりなので、そこで使えるように間に合わせたい。19日からは期末テスト前1週間の部活休止期間に入ってしまう。 
 
 県大会会場は、暗転中暗かった。非常灯を消してしまうと、舞台上は本当に真っ暗であった。蓄光テープを貼るのだが、足りなかったようで、暗転中にあちこちぶつかったり、倒したりしていた。客席方向に歩いた役者もいて、落ちるかと思ったそうだ。芝居を停めるようなことが起きなくて本当に良かった。こういう点も事前に確認しておくべきだと再認識する。
 
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                 ↑ 県大会最優秀賞の持ち回りトロフィー。今は職員室にある。
 
 ガラスなので結構重い。2つあるし、昭和60年頃作ったものらしいので、これまでの全受賞校のペナント(リボン)が付いているわけではない。しかし、山形南高校の『塩原町長選挙』や『ゆうたっちょの中学生絵日記』の名が見える。なつかしい。これを来年には返還しなければならない。そして、再び戻るかどうかは分からない。
 
 3年連続で、最優秀は2校とも山形地区だった。しかし優秀4校は、村山地区3校(第1席含む)、置賜地区1校(第2席)で、他地区の猛追が感じられる。この切磋琢磨が、県全体のレベル維持、向上に寄与している。顧問の指導ももちろんあるが、生徒が、先輩から後輩へと芝居のノウハウと精神を着実に伝えている部が強い(はずだ)。
 
 東北各県の大会も今週、来週あたりで終了し、東北大会出場校が出そろう。名だたる常連校も多いだろうが、自分は不思議と気負いも不安もない。うちはうちの芝居を、観客のために全力で演じるだけである。