今日は夏季特休

 夏季特休をとった。午前中、歩いて医者に行き、帰りに霞城公園を見てくる。
 
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 復元された大手門。考古学的発掘と幕末の1枚の写真を元に当時の工法で復元されたもの。手前の車止めの先が陸橋で、堀を半分埋めて敷設した線路をまたいでいる。子供の頃は蒸気機関車が煙を吐きながらこの下を通過するのを見たものだ。その先、見づらいが、堀を渡る橋は木造で復元してある。中央の四つ足門を入ると枡形になっている。そして左へ入っていく。
 
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 枡形。右が四つ足門。
 
 城内を進むと、旧日本陸軍歩兵第32連隊跡の碑がある。
 
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 昭和43年建立の碑文「建碑由来」
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 その後、平成19年に碑の前に立てられた説明文。若干、文章が変えられている。
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 城内は体育館や野球場、プール、テニスコート、郷土資料館(旧済生館=市立病院)、博物館などが設置されていたが、本丸の復元が進められていて、順次他に移されつつある。
 霞城(山形城)は大きな規模の平城で、最上50万石の威勢を偲ばせる。戦前は堀の石垣上には杉の大木が並んでいたが、戦中に伐られ、今は桜の名所になっている。
 
 
 
 夏季特休なのだが、生徒が部活をしているので午後から学校に行く。他の先生と会わないように部室の裏側から入ると、1年生だけで発声をしている。2年生は小論文模試だった。1年生だけで今回の大会向け台本を読み合わせる。1場だけ。役付きの1年生はその役で読む。いろいろ考えながら、ここはこんな口調なのかどうなのかなど話し合いながらやっている。自分たちでどんどん進めているし、本来の役でない人が読んでいるので、自分はかまわずに装置のバミリをする。実際の大きさを見ると、ちょっと奥行きが狭いので窮屈な芝居になるかも知れないと感じる。まだまだ立ち稽古にはならないが。
 2年生が来たのはもう2時半近かった。来た人から読みに加わる。演出が読み方を直す。
 女子高生の台詞は大人の声に聞こえないので、なんとかがんばってほしい。感情もそんなにストレートに表さないでいいのに。少女の気持ちはつきたての餅のようで純粋なのだろう。それにあんこや納豆をまぶさないと大人の言葉にはならない、というような喩えで説明してみたが、通じたかな?
 
 昨日に引き続き、午後、ゲリラ的豪雨が来る。昨日は道路が冠水し、駅前が川のような状況になっていたが、そこを通ってテルサまで行き、音楽部さんの定期演奏会を聴く。第50回記念ということで、お客さんも豪雨くらいには負けず満員状態、花束が数知れず受付に並んでいる。照明に5人出ているが、第2部で流れ雲のエフェクトマシンやミラーボールを使っている。これは例年のこと。すばらしい演奏会でした。
 
 
 休みを取るのはいいことだ。暑いけれど散歩したら何かがすっきりした。休まないとダメですよ。
 休んでリフレッシュしたから、台本の続き書かなければ…。
 
 香川県に行く準備もしなければ。
 金比羅さんのふもとにある金丸座(江戸時代そのままの芝居小屋)に行こうかと思っている。自分は一度見ているのだが、生徒に見学させたいのだ。見れば日本人の、芝居に対する工夫のほどがわかる。