2022-01-21から1日間の記事一覧

徒然草序段に関して 2021年度慶應義塾大学の小論文問題を見て、面白いと思ったこと 

問題文は国文学研究者川平敏文氏の『徒然草ー無常観を超えた魅力』(中央公論新社)からの抜粋である。この中で、「つれづれ」の解釈が時代とともに変遷してきたことを述べているが、その中で、国文学者の論が同時代の文芸評論家に影響を与え、またその評論…