1日だらだら

 一昨日、県赤十字義援金25085円をお渡ししてきた。12人いるという職員はこういう時期なので出払っていて、青少年赤十字賛助会員(だったか?)の年配の方が玄関に作られた義援金の受付に座っていらした。
 
 現在、市内の施設ではスポーツセンターに150人ほどの方が避難しているだけになったようだ。慰問というようなことも考えたが、やはり6月アトリエ公演の準備に入ることになりそうだ。
 
 6月アトリエ公演は、ここ2年間にならって1年生主体にやるだろうが、1年生は上の世代と違って静かな感じというか、あまり声が聞こえない(目立たない)気がする。2・3年生は、入ってきた当初から直感的にやらせたい台本が浮かんだが、この度はどうもはっきりしない。県生徒講習会で他校生といっしょにやっているところを見てから考えようか。
 
 部室内での照明の吊り方を考えている。フロントのように斜め前の位置から照らせないだろうか。舞台と平行にではなく直角に、客席の両脇に鋼管を渡してみようかと思っている。背景幕への影の出方が問題ではある。3月の地震の際は、2月アトリエ公演の後、鋼管を吊ったままであったが、灯体は降ろしてあったので何も被害はなかった。
 
 昨日はPTA総会。午前中授業。午後最初の授業を公開しているので多くの方が参観される。自分の授業に来た保護者には質問したりしてしまった。ちょっと調子に乗ってしゃべりすぎ、教科書はほとんど進まなかった。総会の間も部員は部活。1年生が県生徒講習会でとまどわないように、2年生がある程度のことを教えている。
 今日は生徒は土曜スクールだが、自分は休み。定演のビデオをPCに取り込み、DVDにする作業で時間を費やした。あらためて、自分の目で見た記憶の舞台とビデオに記録された舞台の違いというものを強く感じる。
 
 山形大学の演劇集団舞台工房の公演があったが、気乗りせず行かなかった。かわりにというか、NHKで三好十郎作『浮標』を観る。脚本は昭和15年の作品で、その時代を感じるが、砂場のような舞台美術と役者の熱演に魅せられた。子役を出さないやり方も面白かった。