まもなく1年

 今日は冷たい雨が降って寒い日だった。県内では積雪を見た所もあるようだ。桜も開いたばかりでこの寒さではかわいそうである。
 
 新入部員が部室にそろう。丸くなって自己紹介。なかなかユニークそうな子もいる。年代によって個性が違うから毎年違う芝居が出来て面白いということもある。
 さっそく今年度の部員名簿、高校演劇行事一覧、5月第1週の県生徒講習会の要項などを配布。講習会の〆切りは27日なので忙しい。1、2年に希望コースを書かせる。全国大会生徒講評委員の3年生も夏までは部活をさせたいので講習に出そう。ただ、全国大会の開催自体が危ういので心配ではある。そろそろ何らかの方向性を出して欲しいが、福島も大変な事態だからなかなか決められないのだろう。
 
 その後、稽古。1年生には美術室から借りた小皿を新聞紙で拭かせる。油絵の具で汚れているのだ。この時期、1年生は5時半で帰さなければならない。
 
 チマチョゴリは完成に近づいている。北高でのバイオリン演奏録音も、音響さんが1人で行って無事済ませてきた。すべてが煮詰まって本番に流れ込もうとしている。生徒たちは、ただ1回の上演のためにどれだけの時間と努力をつぎ込んできただろう。3年生は、ほぼ自分たちだけで芝居作りができるようになっている。ここからもう半年やったら、どんなにか素晴らしいだろうと思うが、受験・進学という壁はそれを許さない。ほんとに、この教育制度はなんとかならないものか。
 
 ブログ開始からもうすぐ1年経つ。よく続いたとも思うし、もっと書きたいが書けないことも多かった。
 おつきあいいただいた皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。