新入部員1名

 市内でもついに降雪、積雪を見る。新庄市大蔵村では大雪のようである。しかし市内の道路は濡れ状態で、夏タイヤでも全然平気。ただ日曜日に米沢市に行くのが、ちょっと心配。昼には日射しが強くなり、木々の上の雪も消える。
 下は校庭越しに見る山々。手前まで白くなっている。朝はもっと白かった。
 
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 このブログに観劇感想を書いているが、自分でも酷評だなあと思うようなことを書いた後はずっと重い気分になる。よそ様のことをあんなに言わなくてもよかったのに…。元来弱気な質で、人のことを面と向かって悪し様に言えない(いや他人から見たらそうでもないのかもしれないが)。じゃあ、やめればいいじゃないかとも思うが、自分の書いた作品、自分が演出した舞台を見る自分の「目」を厳しく鍛えるためには、人様の作品に対してあれこれ言ってみるのが一番効果的だ。それがそっくり自分に返ってくるからだ。これはなかなかつらいことである。
 地区大会の合評会で、大人げもなく、他校の生徒に向かって酷評したことがある。かりにも「演劇部」を名乗る以上は、そこらの運動部が(運動部の方、すみません)文化祭で寸劇をしたというのとはわけが違うだろう。生徒会から予算をもらって、公欠をもらって上演しているのに、なんだこの不真面目な舞台は。「やめろやめろ、やめてしまえ!」と、何か手近に物があったら投げつけてやりたくなる舞台だったのだ(実際には、絶対そんな行動はしませんが)。運動部は大会に出て勝つために、毎日毎日厳しい練習をしているではないか。同じ部活動でも、その演劇部の日頃の活動、練習がなっていないのは一目瞭然だったのである。生徒は黙って聞いていた。その後、その部は毎年毎年成長している姿が見られる。
 人は自分には甘くなるのが普通で、それはもちろん「自分は頑張った」という自覚がそうさせるのだろうが、客観的にどうだったのかは他人に聞いてみないと分からない。だからアンケートをとったり、感想ボードを見たりする。ネットに何か出ていればそれに一喜一憂する。感想、批評に飢えていると言っても良い。まあ、酷評されたらへこむが…。これは人間の性なのか、自己顕示欲という欲は一番強いのかもしれない。
 人様がなんと言おうと自分は自分の道を行く、と思い定めてはいるが、自分のところの芝居を観ていただいて、感想をいただきたいというのはつまり、結局の所、誉められたいという気持ちからなのだろう。でもそればかりでもないように思う。地区内の演劇部顧問の間でさえも、互いの作品を批評しあうということがないので、欲求不満になっているのかも知れない。
 
 今日の部活。アトリエ公演に向けた場練。全9場中6場まで進んでいる。今日は、このところ家庭事情で来れなかった演出が復帰。さかんにダメ出しをし始める。この子は県大会で主役だった子で、今回は演出に専念する。今回の芝居はかなりギャグが入っている。役者のテンションも高くなる。生徒たちは、今までに見せていないキャラクターを発揮している。 そろそろ部室を片付けて広くしないと。
 
 見学に来ていた1年生は、今日入部を申し出てくれた。