合評会

 ブログ開始以来5ヶ月、100件目の記事となった。1ヵ月に20件の割合で記事を書いたわけだ。
 振り返ればほとんどが高校演劇、部活動の記録になっている。こんな生活に慣れてしまって、退職したらどうするんだろうと心配したりする。
 
 昨日10月1日は地区大会の合評会だった。地区事務局校に各校から数名ずつ集まり、感想批評を述べ合う。以前は自分も口を出していたが、最近は黙って聞いている。一方的に感想を言われ、ありがとうございますと言って終わる。あまりおもしろくない。講師の方の講評が印刷されて配られる。全校分ある。高橋研氏は裏方の本職なので、技術的観点からのアドバイスが詳しい。米東の顧問、A先生は、この作品で言いたいことは何か、山場はどこかなどを問いかけている。うちは、台詞が一本調子と言われる。また、劇中劇とそうでないところを明確に違わせて見せることが必要なようである。静かで動きがない芝居と言われるが、結構動く場面もあるんだけどなあ。ナレーションや独白が多いから、全体としての印象がそうなってしまうのは否めないか。
 11校とも以前ほど差が無く、力が接近してきている。今のところ山東さんがとびぬけていると思うが、他は台本の選択に間違わなければ、どう転んでもおかしくない。ただ、けこみの付け方とか基本的なこと、紗幕の効果的使い方、前明かりの使い方などが十分理解できていない部があるのは残念。講習会もあり、「ザ・スタッフ」とか「舞台監督の仕事」とかの本も読んでいるのだろうが実践に生きていない。
 結局は今年の東北大会出場も、山東と置農、それに東根が絡むのかと予想する。まず金のかけ方、時間のかけ方が違う(それを言っちゃあ、お仕舞いか)。
 
 12日に県大会会場でスタッフ打合せ。ちょうど学校の演劇鑑賞の日で、午後から茂山さんの狂言を見るはずだったのだが連れて行く何人かは観られない(自分は前に観たことがあるが、部員にも観せたかった。別日程で、地区演劇鑑賞教室の劇団員を講師にして行う講習会があるはずだが、伝統芸能というのは初めてで、どんな風になるのだろうか。伝統芸能の発声とかはぜひ生徒に体験させたいところだ)。
 鶴岡市文化会館は舞台奥行きが狭く、サスが2本しかないが、うちはあまり影響ない。若干、装置と中割幕の位置関係が変わることになるが。鶴岡までは定期バスで往復。片道2時間以上かかる。大会時は20人乗りくらいのバスを借りてゆくつもり。リハーサルの関係で前泊すると、3泊4日になるようだ。
 中間考査も1日で終わり、また部室に装置を立てた。合評会のために感想をまとめさせる。地区大会のビデオをDVDにし、欲しい生徒から持って行かせる(とりあえず9枚しかなかったので残りは後日)。
 2日土曜日は休み、3日日曜日は午前中部活。