劇団SpeX第2回定期公演

 東北文教大学演劇サークルの公演。
『犯人(ホシ)に願いを』 作、武庫次元  潤色、劇団SpeX  演出、齋藤沙織
平成26年4月29日(火) 17:30開演 18:52終演 
生涯学習センター遊学館ホール  入場料500円  入場数40人くらいか

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 この劇団は初めての観劇になる。短大部のサークルのようで、なかなか世代を繋げるのがむずかしいようである。
受付に外人の先生がいて、この方が顧問のお一人であるようだった。

幕上がると 上・下にスポット、2人ずつポーズをとっている。一瞬で暗転。これは劇中の一場面を見せているのだった。
女性ばかり6人の役者。警察署の女性事件専門の捜査班を作るという話である。ある事件が持ち込まれ、4人の女性刑事がその捜査にあたる。事件は、あるバス停が毎日少しずつ動かされていき、ポストイットが貼り付けられるというもの。コメディーである。前半、固いような気がしたが後半は楽しめた。

舞台には4間間口、3尺くらいの高台がある。白いけこみ。その上が警察署の一室。下の舞台がその他ということになる。台の前は狭い。同じ平面で装置の出し入れをするか、中割幕を使って場面を分けるかした方が見やすかったかも知れない。部屋が高いとやや見えにくかった。

演技はわかりやすかったが、全体的にやや不慣れな感じを受けた。また、それぞれの仕草が、役柄の表現なのか役者さんの癖なのかよく分からなかった面もあった。

もっと公演を重ねると劇団の個性がはっきりしてくるかも知れません。頑張ってください。
お疲れさまでした。