山形西高演劇部第43回定期公演

 山形県立山形西高等学校演劇部
 第43回定期公演 「サーカス物語」 作、ミヒャエル・エンデ 訳、矢川澄子 岩波書店
 平成25年4月28日(日) 午後1時半開場 2時開演 上演時間2時間
 山形市中央公民館ホール(アズ七日町6階)
 入場料100円
 
【おはなし】
 
 客が入らなくなったサーカス一座、テントもワゴンを牽く馬も売り払い、文無しでたどり着いたのは、とある化学工場の建設現場。ここに置いてもらえるかどうか、工場の責任者と交渉に行ったピエロの男ジョジョはなかなか帰って来ない。
 
 残った一座の中に、知恵遅れで何も芸のない少女エリがいる。彼女は行き倒れているのをサーカス一座に拾われたのだ。
 
 やがて戻って来たジョジョが、会社と契約できそうだと言う。ただし、エリを施設に入れるという条件付きで…。いい話だが、みんなは仲良しのエリと別れることができない。
 
 答えの出せないまま、みんなは寝てしまう。エリはジョジョにお話をせがむ。しぶしぶジョジョが話し始めたのは、一座のみんなが登場する、「明日の国」の物語だった…。