冬季公演、本番まであと5日

 ここに来て1学年にインフルエンザ罹患者が増え、学級閉鎖かという状況に。うちの部も1年生がキャストに入っているので、休みとなれば代役を立てなければならない。う~む。
 
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 上は今回の装置。無人駅の駅舎。左側(下手)が駅舎の出入り口、右側(上手)がホームへの出口になる。ベンチが2脚。左側「窓」の奥に見えるのは部室の暗幕。右側「壁」の裏に部室の窓があって、陽がたっぷりと差し込んでいる。昨日・今日は晴れて、いい天気だった。
 芝居の中、ベンチに座って物を食べるが、基本、舞台上での飲食は駄目なので、こぼれても差し支えないように床に何か敷かなければならない。今敷いてあるのは、以前、破れて交換するのをもらっておいた体育館窓の遮光幕(ビニールか樹脂製)。灰色である。
 前にも書いたと思うが、初演では駅舎のセットはなかった。だから雰囲気は全然違う。両方観た人に感想をお聞きしたいものだ。
 
 今日は学校のインフルエンザ対策で放課後の活動は自粛。6時でやめる。1年生キャスト1人が早めに帰宅する。インフルエンザでないと良いが…。
 というわけで通しはできない。職員会議後行ってみると、装置の未完成の部分(パネル)を作っていたが、少々クオリティーが低く、不満が残った。しっかり計り、何度も確認しながら作らないと、後で泣くことになる。作り直すと3倍の手間がかかる。
 
 
 苦言。全員が作品に対して一つのイメージを共有しなければ力を発揮できない。装置や照明、音楽がどのように使われるのか。全体的、統括的なイメージ、それは顧問や先輩に教えてもらうのを待つのではなくて、台本や仕込み図、そして稽古の中から自分で知るものだろう。とか生徒に言ってみた。稽古は漫然と受け身で見ていてはいけない。
 装置作りでも、今やっている作業がいったい何のための作業なのか、よく分からずにやっているのでは面白くないだろうし。
 
 
 以前の芝居のDVDダビングをしなければならないのだが、前のカメラが壊れ、ミニDVテープからのダビングがなかなかできないので困っている。家に帰ると疲れて寝てしまうし。
 
 
 退職金が150万円減るという話でちょっと参った。早期退職はしないけど。来年は300万、再来年は400万減るというから恐ろしい話だ。人生設計など無意味に思えてくる。
 我々教員の仕事は、何か財を作り出しているのではなく、ただただ人件費のかかるサービス業のようなものだから、税金の節約にはその退職金や給料を削るのが手っ取り早いという発想になるのだろう。機械やロボットで教育が出来たら人件費いらずで安上がりだろうが、教育ってそういう種類の仕事だったのか。公務員一般と等しく考えられているのか。