明日も部活 『やまのはのあお』 2月2日、ぜひご来場ください

 昨日から今朝まで雨だったが、その後断続的に雪が降る。一時吹雪く。昼、気温が高いうちは降るそばから消えていくが、夕方からは気温が下がり、積もりだしている。明朝は雪かきだろう。
 
 1学年でインフルエンザが流行りだし、部活自粛となる。うちの部も発症してはいないが、1年生2人が部活をしないで帰った。これ以上蔓延すると、学級閉鎖・部活動禁止になるのが怖い。会館を借りているので、中止してもキャンセル料は100%だ。1人欠けても困るのだが、代役を立てて強行することを考える他ない。
 
 装置のパネルが出来てきて、「窓」もおおよその形が出来、立ててある。いや、しかし窓は重くなった。色を塗ったらバラシて運ばないと大変だ。倒れて当たったらケガしそうなので、もう少し補強する。この窓から葉山と月山が見える設定だ。
 
 今日の稽古はラストシーン15場が中心だった。台詞はほぼ入っているので、動きを作っていく。生徒の演出、役者の考えで作ったものを、いかにグレードアップさせることができるか。脚本を読む。なぜこの台詞なのか。なぜこんなに「うん」だけ繰り返すのか。「大丈夫」を何度も繰り返すのか。演技を見ていてもよく分からない。ミズキとアカネの台詞のやりとりを探る。ところでタグは取れたのか? 「取れてます」と生徒。見ているのに分からなかった。ああ、そうか、それをはっきり見せなければならないのだと納得する。タグの持つ意味が急に判明する。これでなんとかラストシーンが作れそうな気がしてくる。
 もし、脚本に対する深い理解を欠いて上演したなら、表面的な台詞をいくらそれらしく「感情を込めて」発しても、観客の心には響かないだろう。
 あの年の県大会で楯岡高校さんの上演を観ているのだが、細かいところは忘れてしまっている。当時の一番の印象は「これ以上テンポが遅かったら成立しない、そのギリギリの線を行っている」ということだった。うちの先日の(一昨日か?)初通しでは67分かかった(大会ではないので60分を越えても支障はないのだが)。ずっと速めのテンポだが、台詞が十分入っていなかったので言い直しなどがあり、延びたのだろう。それにしても予想以上に、自然に(リアルに)演出すべきことが多い。そこをおろそかにしたら、スーッと味も素っ気もなく終わってしまうだろう。
 
 衣装を一応決めて、着けて通したのだが、あまり適当でなく、変えている。装置の色との兼ね合いもあるからなあ。
 27日11時から打合せ。公演日直前だが、ここでいろいろ相談しなければならないこともある。
 
 皆がんばっています。ぜひご来場ください。