山形地区高校演劇教室生徒研修会

 山形県民会館にて、16:15~18:15。東京演劇アンサンブルの公家さんはじめ、役者さんやスタッフの方のワークショップ。舞台にセットされた装置をそのまま使用して舞台の使い方や照明音響の具体的操作などを教わる。ロビーではゲームから始めて演技の基本をやっていたようだ。
 
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 某校の顧問の先生とこれからの地区の活動について話す。
 今回の県大会で、当地区は出場した5校中1校が優秀賞に入っただけに終わった。昨年は2校、一昨年とその前は4校が入っていた。一方、村山最北地区は出場した3校全部が優秀賞以上に入っている。昨年は同地区が開催地区だったので4校出場し、3校が優秀賞以上に入っていた。
 当地区内各校の力が均衡してきている反面、全体的な弱体化が始まっているのかもしれない。そこを活性化するには、村山最北地区でやっている2月の研修会のような企画も必要なのではないだろうか。
 
 そこで考えたことの一つは、12月、各校冬期講習の時期に午後の時間帯を使って何か出来ないかということ。自分の案としては他校部室を相互訪問するというのがある。あるいは一緒に練習してみるとか。他校の練習をみる、他校の演出指導を受けるというのも勉強になるのではないか。
 某校の先生は、地区合同で会館を借りて、「劇王」のような20分くらいの短編を各校でつくって発表しあうような企画を考えていた。生徒の創作になるだろうが、20分だとコントになってしまうのもどうか。
 
 2月初めには県生徒・顧問リーダー研修会が当地区で開催され、某校が担当校になっている。その辺も絡めて、いろいろ企画したいと思っている。
 とりあえず、本校は例年恒例の2月アトリエ公演を、校外公演にできないかと考えているが、週末は模擬試験や土曜スクールでなかなか自由に使えず、日程には苦労させられる。
 
 
 別の話。
 県大会、ブロック大会あたりになると、その先の大会で県やブロックの代表として他地区と競う作品を選ぶことになる。各県、ブロックでは、当然ながらさらに上位の大会で高い評価を得られることが期待できる作品を送り出したい。ただ、自分たちでは選べないから第三者の審査員に選出を委託する。
 ところが、選ばれた作品が上位大会で酷評されることもある。全国大会で酷評されたら、その作品を選んだブロック大会の審査は何だったのかということにならないか。「審査員が変われば評価も変わる」、あるいは「いや、ブロック内では最高だったが、全国レベルではそんなものなのだ」と言われればそれまでではあるが…。
 県やブロックの顧問らが自信と期待を持って送り出したいと思う作品が選ばれず、意外な作品が選ばれることもあって、不本意な感じを残したりする。自分たちの委託した審査員が選んだ結果なのだから、受け入れるしかないのだが、こうなると当地区でやっているように顧問団の相互投票で決めた方がいっそ後腐れないような気もしてくる。自校(あるいは自分の地区)には投票できないことにして数校を選んで投票するというようなやりかただ。
 しかし、顧問全員が全上演を観ることは不可能だろうからやっぱり無理なんだな。何度考えても名案は浮かばない。
 (当地区大会では顧問も投票するが、全上演を観劇できなかった場合、投票できる票数が少なくなるというシステムになっている)