午前中から昼は秋晴れのいい天気だった。しだいに冷たい風が吹き雨となった。今夜から明朝にかけてずっと降るようだ。しかし大会期間中はおおむね晴れの予報である。雨だと装置を屋内で移動しなければならず面倒であるが、晴れると搬入口から装置を入れることが出来て助かる。
宿泊する旅館も決まったので、連絡して部屋数を聞き部屋割りをする。１０畳（５人）と１７畳（７人）。
昨日の通し、５９分３０秒。この時間だとさすがに眠いばかりである。ベストは５７分台だ。演じる方も観る方も疲れているせいだろう、思い入ればかりが先行し、スピード感がなくなっていた。寒くなったせいで風邪気味の生徒が多く、マスクが目立つ。彼女らの喉も心配である。思い切って今日は最後の通しを中止し、気になる部分だけを抜き出して稽古する。「だけ」といっても結構ある。
最後だと思っていろいろ注文する。もう促成で形から入って演技をつける。疑問符のつく所は出来る限り潰していく。
プロの役者や気の利いた高校生なら濃い演技が出来るが、きまじめな人が多いうちの生徒の演技は、どうしても淡泊というか薄味である。だからともするとおもしろくなく感じる。でもプロじゃないのだから当然という言い方も出来る。
明日は７校時の日なので５時～７時の部活。パッキングで終わるか。昼休みにスタ会。
明後日は搬入、リハーサル、そして本番だ。
トロフィーは接着剤でくっつけてみた。明日まで押さえておいて様子を見る。
