今年は360名ほどの生徒が参加したということだった。東根温泉に1泊し、夜の講習もある。2日目の午後に発表会(演技基礎コースは発表無し)。
演技応用コースの講師に、成井豊氏が来られた。20年くらい前にも来県されたとのことだが、自分の記憶にない。おそらく演劇部顧問から離れていた時期だったのではないかと思うが、単に歳のせいであるかもしれない。出来る限り成井氏の指導を見ていた。「セロ弾きのゴーシュ」の朗読劇であるが、動きもある。参考になる部分も多かったが、それほど画期的な演出方法があるわけではない。丁寧に脚本を読み、感情を理解し、セリフを相手に掛けてやり、観客に伝える。
国語教師だったということからして、自分も同じ傾向があるのだろう。脚本が主で、その解釈を深めていくというやりかたになる。