煙を噴くアンプ、激震する工場扇

 昨日、通しをする直前、音響のアンプが煙を噴く。さらにロミ男(扇風機)がガタガタと振動する。みな驚いてしまい、ハンダの溶ける臭いにまいってしまう。
 大会直前のハプニング、そこで顧問少しも慌てず、アンプを外してミキサーのOUT・PUTからポータブルCD・MDプレーヤーのAUX・INにつないで音を出すようにする。
 M戸先生が振動する扇風機のネジを締め、止める。さらにアンプを開けてコンデンサーがダメになったことを発見する。
 
 本番近くのアクシデントには参るが、なんとかしなくてはならない。ショウマストゴーオン。幕は待たない高校演劇。臨機応変に対応する。他にも困難はあるのだが、まあなんとかなるだろう。
 
 いや今回はすごく気楽である。みな部長、演出、舞監、各スタッフチーフがどんどんやってくれるのである。本を書いたのは顧問だが、その他は顧問がやらせているなんていうものではない。
 
 ただの字に過ぎない本が舞台の上に芝居として立ち上がって行く醍醐味。これは作者でなければ味わえない妙味である。本当に良い思いをさせてもらっている。
 
 通しは60分13秒だった。全然OK。今日は練習後パッキング。
 
 さあ、乞うご期待だ。うちの本番は14日(日)午後2時開演。山形市民会館大ホール。