県大会2日目

 山形南「どん底
 酒井の役割が強く出る演出になっていた。マリーは自分の声で歌っていた。音響、ラストの8小節がうまく重ならなかったのが非常に残念。
 
 米沢東「ホットチョコレート
 等身大の女子高生を演じるという難しい作品に果敢に挑戦した。台詞も聞きやすかった。
 
 楯岡「ブルーベリー」
 自分たちの持ち味を十分に発揮した。等身大の女子高生を演じながら、日常性を越えるドラマとして成立していた。
 
 山形東「ペスト」
 難解な長編小説を60分の芝居にするという、恐れを知らぬ挑戦。絞首刑のロープと大きな十字架の吊り物。暗い背景に役者をくっきりと見せる照明が見事。


うちは…、丁寧に仕込みしたつもりが、幕開き後にびっくりするアクシデントを発見。しかし、カメラで見ながら、生徒が必ずなんとかしてくれると信じていた。絶妙なフォローが生徒たちの判断で出来たことが一番うれしい。
他にもいろいろあったが、芝居の出来は…、観客席から啜り泣きが聞こえた。観客の感情に伝わるものがあったのだろう。その時点で、この芝居は成功したと言える。みんな良くやった。


2日目もハイクオリティの芝居が目白押し。もう、これが東北大会ですと言われても納得してしまうのではないかというくらいだ。
しかしまだ4校(日大山形、東根工業、置賜農業、酒田東)ある。まだまだ楽しめる県大会、是非、ご来場ください!