雑感 20230316

 無職になったら暇だ。…あたりまえである。

 庭に出てあれこれしようかと思うが気が乗らずに引っ込んでしまった。木の枝を切ろうと思ったのだが、気力が出ない。自然に任せるのが良いのではないかという気持ちも強い。切ってみても木は自分のなりたいように枝葉を出すので人間の一時の満足は続かない。植木職人はそのへんの先が読めているので上手に切れるのだ。

 

 暇だからYouTubeとかに捕まるわけだが、最近は国会での総務省大臣レク問題が取り上げられる。テレビニュースでは一瞬、一言しか放送されないが、質問答弁を同時中継で見たり録画で見たりすると、これが全然印象が違う。放送法が改変されたというが、何か法律が改定された事実があるのか? そもそも不偏不党であるべき放送が偏っていると判断されたからこそ問題視され意見が述べられたわけであるが、その番組はその後も偏りのあるまま続いているのが実際だと思う。

 今日判明したところでは、例の文書はなんと管理簿に記載されていなかったという。それは行政文書といえるのか?

 

 WBPC問題(コラボ問題)も盛んに上がっている。暇空茜というピアソラみたいな名前の人が東京都の委託した被害女性支援事業に対し住民監査請求をしたのだ。その結果、ずさんな会計が明るみに出、そもそも契約からして違法という話になってきている。入札を経ずに継続的に随意契約となっているが、正規の手続きを経ていないようなのだ。また、この事業を委託された4団体は関係者が微妙に絡み合っていて、一体となって事業に関わっているようである。

 久しぶりに自分の好きなスルメ・デ・ラ・ロチャの4コママンガを観たら、こちらもその問題でもちきりだった(なにか作者が巻き込まれているのか?)から驚いた。

 そして最も怪しいのは、この暇空氏に対して、誹謗中傷されたという訴訟が起こされ、団体代表者は弁護士7人とともに会見を開いた点である。

 

 これについて、直ちに思い出すのは余命三年時事日記というブログのことである。このブログは在日朝鮮人に対する強い反感に満ちており、不法滞在者(らしき者)を通報する行動を起こすように示唆したりして、多数の読者が応じていた。さらに、日本弁護士会朝鮮学校への補助を求める会長声明を出したが、これは違法であるとして、在日朝鮮人に近い活動をする中心的弁護士数人に対し懲戒請求を行うよう呼び掛けた。かなりの数の読者がこれに応じて懲戒請求を行った。これに対し弁護士側はいわれなき攻撃により精神的にも苦痛を受けたとして一人一人に損害賠償請求訴訟を起こした。この裁判は延々と続き、その経過はその都度ブログに詳細に掲載されているが、すでに判決によって驚くべき多額の賠償金が弁護士側に認められている。この中に神〇という弁護士がいて、この人物はWBPCの弁護団にもなっているようである(同姓同名かもしれないが)。

 余命三年時事日記の一連の訴訟はブログ側の敗勢濃厚というか、司法が一般人に対してこれほどまでに容赦ないのかという驚きをもたせる。弁護士は互いに支えあい協力し、裁判所は、そんな所になじみのない一般人に対して異様なほどに冷たい。リーガル・ハラスメントという言葉さえ思い浮かんでくる。

 だから暇空氏が一人で立ち向かっていることに驚嘆するのである。それは多くの人も同感らしく、彼を支持する人からのカンパはすでに9千万円になっているとか。

 

 公金チューチューという言葉がポピュラーになったが、高橋洋一氏によれば、公金チューチューばかりでなく、公金ゴクゴクもあるという。公金チューゴク…。アビアビ(浴び浴び)まで出てくるので唖然としたが、多額の公金が国から地方自治体へ、そこからさらにNPOのような民間団体へ流れていく。何か大きな事業を決めても、役所では抱えきれないので丸投げになるのだ。そこで何かが起きる。あるいは最初からそこを狙って事業を起こす。

 以前に書いたのだが、「ナントカを守る会」とか「ナントカに反対する会」とかいう様々な組織や集会が会費や参加費を集めるが、その振込先は結局のところ某政党関係の口座になっている場合が多い。末端で普通のおばさんが払った金の一部が、本来の目的外に上部団体に上納される(流用か)。それはごく少額だとしても、それが無数のナントカ会から広く薄く集められたら相当の額になるだろう。またいろんな組合の会計報告を見れば上部組織への上納(負担金)があるだろう。そこから先にはまた上納先があり、そうして行き着くところは…。

 つまり、無数の団体が某政党の集金目的に組織されているということだ。それらの団体は、何か大きな反対運動集会などの際に動員されて集まるので、幟や旗を見ればよくわかる。

 妄想すれば、ナントカ募金や公金チューチューも同様の図式で、WBPCの人間が高額の飲食費などに私的に浪費しただけではないだろう。公金はどこかに行っている。そこは表に出されたくない所だ。だから不釣合いな大弁護団が最初から組まれて出てくるのだろう。

 

 WBPCの内、Wの代表呼びかけ人に村木〇子の名がある。かの村木氏だ(ちなみに氏の夫がWの理事をつとめている)。障害者郵便制度悪用で自称障害者団体他多くの(自社DMを障害者団体と偽って無料で送った)会社、団体と、そこに偽造証明書を出した厚生労働省の役人が有罪となった。その額は数十億円とか。その役人の上司(権限者)が村木氏だった…。もちろん彼女は関係せず、検事の証拠捏造もあって無罪となった(冤罪が晴らされた)のはよく知られている。