小磯国昭の書

 山形東高校の講堂に掲げられている。

 

 

 右から  清 修 自 守 (清修自ら守る)

    落款の 葛 山 は小磯国昭の号

 

 小磯国昭山形県出身の唯一人の総理大臣。戦争末期、東条英機の後を受けて首相となった。従二位。陸軍大将。朝鮮総督(第8代)。新庄出身の士族。昭和25年に巣鴨の獄中にて病死。

 明治31年7月に旧制山形中学校を卒業。第11回卒業生。

 予備役後の昭和14年7月、平沼内閣の拓務大臣だった時に来校し講演を行った。その際の揮毫である。旧校舎講堂の出口上方に掲げてあった。